前世療法は、何のために行うのか?
もちろん、好奇心で受けてみたい、知りたい、もっと自分の人生を理解したい、という動機から受けに来られるのは、ウェルカムです。
ただ、それを「受けてみたい」と思う、前世が気になる、という時は、意識していなかったとしても、潜在意識の中に、「統合できていない課題があって、今はそれを統合する時ですよ」というお知らせであることが多いです。
統合できていない課題というのは何かというと、前世の出来事から強く思い込んでしまったもの。
例えば、前世で愛する人が戦争に行ったまま帰ってこなかった。それを、自分はもしかしたら愛されなかったから帰ってこなかったのかもしれない」
そんな風に強烈に思ったことがある(事実かどうかは別として)とすると、今生でも、何かどこかで「自分は捨てられるのではないか」「愛されないのではないか」という根深い思い込みを、今生で繰り返しながら「確かめる」ということをしてしまったりします。
こうした場合、その時本当は、愛されていなかったのではなくて、実際に戦いで亡くなって帰れなくなったのだ、そこに実は本当の愛があったのだということを再確認したり、またはその時についてしまった心の痛みや傷を、催眠のなかで綺麗に光のイメージで癒していくと、それが統合され、思い込みから外れていくことができます。
自己啓発などで、顕在意識(はっきりした意識)のなかの思い込みを外すことは容易ですが、深い深いところにある、もしかしたら自分でも意識できていないものについては、催眠療法がお勧めです。
ぜひ「気になった」なら、ヒプノセラピーのドアをたたいてみてくださいね。