前世を思い出すことは無意味という誤解

「前世を思い出す」というと、よく言われるのが、「今が大事。過去は終わったことだから、前世を思い出しても意味がない」というような意見です。

これは前世療法に対するよくある誤解です。

 

まず、「過去」は終わっていません。

 

前世で起きたトラウマは、いまも潜在意識の中では終わっていないから、何かしらの「頭ではわからないモヤモヤ」とか、理由のわからない不安感や焦燥感、頭の理解を超えてなぜか何度も繰り返してしまう、望まない出来事が起こるのです。

 

それを終わらせていくこと。

 

その上で、今の人生をしっかり生きることにフォーカスできるようにすることが、前世療法の一つの目的です。

 

また、前世療法は、ただ前世を思い出すことにとどまりません。

前世を思い出した上で、それが魂の視点ではどんな学びがあったのか?

そして、何が悔いに残って、今の人生にどう繋がっているのか?

今の人生は何をやりにきたのか?

 

そこに焦点を当てていきます。

 

前世を思い出し、今をより充実して生きられるようにすること。

それが、主に前世療法で行なっていることなのです。

 

※写真は、セラピスト養成講座での一幕。トレーニングの休み時間に、庭にやってきた美しい蝶に、思わず沸き立つ生徒さんたち。蝶は死を越えて飛び立っていく魂の象徴です🦋